light and shadow

見えているものが全て見たままのものとは限らない
見たいと思っているものを見ている人も
見たくないと思っているものを見てしまう人も
見えているものが見えない人も。
どれもあなたが選んだ結果。選んでない?それは、見るべきものが見えていないだけ。
text & photo ©weedsxyz

2018/6/12 Pentax Spotmatic + Super-takumar 55mm1.8 + Fomapan100  + Rodinal : stand development,

予約したつもりがカートの中で眠っていて、発売日に届かないのでおかしいなぁ、とやっと気づいて注文。無事に読了です、無事ってなに?

ほんとうに、タイトルじゃないけど、文字通り どこへ行くのか、というかどこへ行くのかはだいぶ見えてきているので、どこまで行くのかと言う方が良いかな。
Quo vadis?
– Quo ego vado non potes me modo sequi sequeris autem postea.
ってな感じですね。

このシリーズで一点疑問に思っているのが、死ななくなった社会で、研究者や知識人、富裕層等は良いかも知れない。
でも、一般のいわゆる大衆はどうなの?
テキトーに仕事して、家帰ってテレビ見て酒のんで、翌朝またテキトーに仕事に行って…
って生活の人たちも半永久的にそれを繰り返し続けているの?
今の仕事が辛くてしょうがないけど、定年までもう少しだから我慢して定年後にゆっくり余生を…、てな生き方が出来ない社会なんですよね?いっぱいやりたいことがある人には素晴らしいと思う、いくらでも時間がある。どこまでもいける。
でも、特にやりたいことのない人、趣味がないとか、休みが長いと何をしていいかわからないとか…そんな人もかなりの割合で存在してますよね、現実この世の中。そういう人達は永遠の命の中でどうするのでしょうか。シーシュポスの岩を連想してしまいます。
そしてもちろん、オーウェルの1984。人工知能はビッグブラザーになり得るんじゃないでしょうか、彼らに、本作中で言われているような少しずつ良い方へ選択する善意がなかったとしたら。そして、社会は社会を保っていくために戦いを求めるであろうことも、1984ばかりではなく、森作品のスカイクロラシリーズにも通じるような。大衆の注意をどこかに向けて目的意識と生存の意味を与えるための戦争。勝つ必要はない、負ける恐れもない、サッカーのゲームのように大衆に興味と興奮を与えるための余興。

長くなりました、まぁ、読んで何を思うかは個人の自由ということで、
ウグイとキガタとハギリ先生が恋愛関係になるのか、誰と誰がくっつくのかとか、そんな方向で楽しまれる方もいらっしゃるでしょうし、シキとミチル、ウォーカロンと科学の発展を楽しみに読まれるのもありでしょうし、いろんな方向から楽しめるお得な1冊^^

先ごろ、このシリーズを読んでいないことに気付いて大人買い(ヤッター!)
で、読み始めて 既にヴォイド・シェイパとブラッド・スクーパは読んでいたことに気づく(orz)
また、忘れてたのか。。。自分。

ちょっと記憶力の低下を意識し始めてローズマリーやらイチョウ葉エキス入りのガムやらカカオパウダーやらの積極的な摂取を考え始めたところだけど、はぁ、やっぱり記憶力低下してる。。。

でも20代前後で『羊たちの沈黙』の文庫版を気づかずに3回買ってたことを思えば
なんのこれしきの健忘は昔からか。

追憶は彼方に押しやるとして、
感想というほどではありませんが、これも忘れないように備忘録として読中読後の主観をメモ致します。

徹底して主体のみで語られた技法から不自由さを感じるほどにも徹底されて、またその不自由さが主体であるゼンの不自由なまでの真っ直ぐな人格と思想を表現するのに効果的に用いられていて、作者が森さんなだけに、「ここも計算のうちなんだろうなぁ」ってため息。
偶然、とか結果的にってことはないでしょうね。
そして今回というか本作では”肉体の消失”と”知識の継承”が変わった角度から描き出されています。
物理的な消失に替えて、”無”という禅の思想と通常のインテリジェンスの代わりに”技”という体得技術の継承に焦点が。
一般的な知識の場合は、現代では書き残すことが出来る、記録を残すことである程度後世へ継承が可能になった。
もちろん、その知識をもった人間が何百年も生きて研究や思考を続けることにくらべたら、失うものも多く、誤解や消失の危険性もつねにつきまとうけれども、それでも体得した技の継承に比べれば、受け継がれて後世の礎になっていくであろうことは確率的にずっと高い。
では体得した技術・技の継承はというと、やはり次の世代に同じだけの技術を体得させ、さらなる継承と発展を願うという甚だ心もとない伝承方法に頼るしかない。その技術が高度になればなっただけ、習得には時間もかかるし、誰でも習得できるというわけではなくなってくる。
言語・文化といったものでさえ、既に消失してしまったものがたくさんあるわけです。
では、なくなってしまった、継承されなくなってしまった技術はもっとたくさんあるのでしょう。
かつて人が自分で出来ていたことの多くが、すでに失われていると思います。

私はフィルムで撮る写真が好きなので
この技術がいつまでも残っていくといいな、と思います。
便利さに押されて、手軽さに取って代わられて。
進歩がいけないのではなく、進歩した先には、豊かな選択肢が残されているべきです。
ここはデジタル撮影の方が向いてる、こっちはフィルムのほうがいいかも。そんな自由な選択が出来るようになっていったら良いのに。
採算が取れないからと、フジカラーではモノクロのフィルムAcros100の生産中止を決めたようですね。
残念なことです。
採算が取れなかったら、社名の元になっているカラーフィルムも製造中止にするのでしょうか?

ああ。脱線しました。
いろいろな、継承されなくなってしまった技術に思いを馳せて、読後感とさせていただきます。
おそまつでございました。

歳のせいか(←とりあえず、なんでもこれで言い訳する)
最近は文章を書き始めても途中で道筋を見失ってしまうことが多いですねー(涙

 

©weedsxyz

Media : Kuretake drawing brushes (12 colours), white ink for comic drawing(Super White),
Kuretake Gansai Silver #95/ Gold #90,
Pilot Fountainpen Olaisir + Iro-shizuku “Yu-yake(Sunset)”,Water colour paper post card size

UNI-ballのボールペンの代わりにコミック用のホワイトで線入れ。
ペン先はタチカワのGペンだけど、この後試したらタチカワの日本字ペンの方がインクのノリ?伸び?が良さそう。
次回試してみましょう。

シルバーorゴールド部分はPCに入れてデジタル化するとグレーになってしまいます。光の反射とか光沢って連続するイメージデータを脳内で光によって変化しているって認識変換しないと見えてこないのでしょうね。

完全にデジタルの静止画では黒っぽい点の集合にしかならない。

アナログばんざい。



weedsxyz

Media : Kuretake drawing brushes (12 colours), UNI ball Signo (UM-153),
Kuretake Gansai Silver #95/ Gold #90,
Pilot Fountainpen Olaisir + Iro-shizuku “Yu-yake(Sunset)”,Water colour paper post card size

ここ最近大輪の牡丹、ではなく芍薬と縁があったので。

ボールのような蕾だったときはこの絵のようなピンクだったのが、
翌日開いてくると色が薄くなり、最後はライトイエローで花弁が反り返るほど花開いていたのにはびっくり。
色が変る…っていうか褪せるの?

立てば芍薬座れば牡丹
美人薄命
驕れる者は久しからず
花の色は移りにけりないたづらに我が身世にふるながめせし間に

芍薬の花も小町の九相図的な様相を見せてくれました。

 

©weedsxyz
今日は久々に買い物へ。
本屋さんへ行ったら呉竹の『筆日和』の水彩入門セットが特価になっていました。
前からチラチラ見ていたカラー筆ペンの12色セット、画用紙はがき用紙20枚とパレット、水筆、テキストのセット。
おおおおおおおおぉぉぉぉぉおおおおおooooooo….!!(←ミニオンズ風に読んでください)

って、さっそくご購入。

そして帰り道、道の端に♥
たけのこ発見!今年初の筍さん、そろそろかなーと思っていましたが、
採りやすく、あまり小さくない良いヤツがボロボロ。

帰宅後は筍のアク抜き、皮を捨てに行った裏山でわらびを見つけて採り初めてしまって、今度はわらびのアク抜き。。。

その後、夕飯を食べてようやく呉竹タイム♪
筍に感激したので、タケノコ、描いてみました。

 

 

 

虚実妖怪百物語 急 京極夏彦

ようやく3巻目を入手して読了です。
最初の1巻目はまぁまぁな印象でとりあえず読むかぁ…ってスタートでしたが、2巻目、3巻目と徐々に加速がついて最後は読み終わらないと動けない状態に。
それでもかつての京極パワーに比べたら、やはりだいぶマイルドになっていると思いますが
期待は裏切られなかった、満足です♪



そもそもこのタイトルの場合、最初からイメージがある程度浮かんでいるので、”期待通り”の右斜上をいったような感じですね。

3冊目 『急』は想像力と記憶力をフル稼働して スペクタクルです。
圧巻です。
年代の違う方が読んだらどうなんだろう?
私の年代だとほぼドンピシャなので、一般常識として(ヲタクは自分ではオタクではないと言うそうですヨ)およそ80%くらいは網羅出来たんですが。
えーっと、こう言っちゃうと前の行の括弧書きと矛盾しちゃうから言いたくないけど、
オタクじゃない人が読んだらどれくらい分るのかな?って疑問です。
かなり広範囲に亘って羅列されていたと思うので。
ちょっとこの疑問は昔懐かしいネットの掲示板とかさらに時代遡ってニフティサーブの時は会議室でした、そんなフォーラムで訊いてみたいですね
みなさん、どれくらい分かったのか^^
年代別とかで面白い統計とれそう。

なるべくネタバレないように書いてます。

最後の最後は
『嗚呼!』って、お得意の憑物落としなかんじで、そうだったのかー トリビュートだったですね
生半可だから読み終わるまで気づかなんだけど、嗚呼!でした。

妖怪好きの人にはオススメです。

 

そして久々に新刊を新品で本屋さんで平置きから買ってきました。
ちょっと読むのに腕力が要る京極夏彦 『ヒトごろし』。

読了したらまた。