虚実妖怪百物語 破 - 京極夏彦
虚実妖怪百物語 破。
シリーズ2冊目です。
馬鹿馬鹿しいと思いつつ、腐っても京極夏彦。やっぱり面白いので読んでしまいます。
小道具とかディテールの緻密さは、ストーリーを差し置いてヲタクにはたまらない薀蓄の数々。
だってストーリーはこの場合、おおよそ察しがつくじゃないですか
特撮ヒーローTVを見ながら育った(第1次)世代としてはベタベタですから(どの特撮ヒーロー世代もそうですか?それとも新しい世代では特撮ヒーロー物の展開も変ってるのでしょうか?)
ともかく、この2冊めを読み終わった時点で早く次が買いたいんですけど
この所不本意な出費が多くて我家はいつもながら妖怪火車が駆けずり回ってますから自粛しております。
3冊目は中古でもあまり値が下がっていないのは
つまり3冊めまで買った人が少ないってことでしょうか?
3冊目まで行き着いた人が少ない?
…かも知れませんね、やはり京極作品としてはどうでもいい部類だし(失礼
巷説や百鬼夜行シリーズまでは期待してないけど…
もう少し力を入れた作品、早く出してほしいですね
みつしりとしたヤツ。